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ソイプロテインについて  〜栄養士のColumn Vol.25

ソイプロテインについて 〜栄養士のColumn Vol.25

昨今テレビや雑誌、ネットなどで重要性が伝えられているプロテイン。
その中でも植物性のものは、ヘルシー志向の方や女性を中心に大きく注目を集めています。
そんなプロテインの中でも今回は、「ソイプロテイン」にスポットライトを当ててお話をしていきます。

「プロテイン」と聞くと、筋トレをして筋肉をつけたい人が良く飲むもの、たんぱく質を手軽に補えるものなどとイメージすると思います。

このプロテインという言葉の語源はギリシャ語で「プロティオス(proteios)」からきていて、「1番大切なもの」という意味を表しています。
動物性、植物性プロテインの違い 〜栄養士のColumn Vol.4

プロテインは3大栄養素のひとつである「タンパク質」ですから、本当に大切な栄養素ということがわかりますね。
筋肉へのアプローチだけでなく、髪の毛や皮膚、臓器や血管など私たちの体内の様々な場所で活躍する必要不可欠なもので、運動をしている人だけではなく、運動をしない方でも必要なものとして食生活の中に摂り入れていくことが重要です。

タンパク質を多く含む食品は主に肉や魚、卵、豆、乳製品などがあります。タンパク質の必要量は、成人の方だと、健康的な生活を送る上で最低限必要な量は体重1kgあたり1g/日とされています。
たとえば、体重が50kgの方ですと1日50gのタンパク質が必要になるということですね。
運動をあまりしていない方や、運動は少しだけの方は基本的にはこの量で問題ないのですが、筋肉をつけたい方、毎日のように運動をしている方は、体重1kgあたり2g/日が必要と言われています。

タンパク質が不足してしまうと体調の回復が遅くなったり、肌や髪や爪がボロボロになってしまう可能性がありますので、積極的に摂り入れたい栄養素となります。

とはいっても、食品で摂っていくことは結構難しいな・・と思ったときにはプロテインを活用して手軽に摂り入れることがおすすめです。
最近では、運動をしていない方も、美容と健康のためにプロテインを活用する方も増えています。

そんなプロテインの代表的なものとして、乳清で作られている「ホエイプロテイン」、牛乳を原料としている「ガゼインプロテイン」、大豆を原料としている「ソイプロテイン」があります。

今回はGRØNのグリーンモンスターレッドヒートパンケーキミックス & プロテインのベースになっている「ソイプロテイン」にフォーカスします。
「ソイプロテイン」の原料である大豆は、「畑のお肉」と呼ばれています。

つまり、お肉と同じくらいの量のタンパク質が豊富に含まれていることからそう呼ばれています。
お肉に比べ脂肪分は少なく、食物繊維を豊富に含み、牛乳と同じくらいのカルシウムを含みます。
そして、大豆のタンパク質は、体内で合成することができないアミノ酸9種類(ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、バリン)の必須アミノ酸をすべてバランスよく含んでいます。中性脂肪や内臓脂肪を減らしてくれたり、グルコースの取り込みを促進し筋力維持をサポートしてくれたり、コレステロールを正常値に近づける効果もあります。

そんな大豆タンパクを粉末にした植物性プロテイン「ソイプロテイン」は、体を引き締めたい方や美容や健康を意識している方におすすめです。

特徴は、ゆっくりとカラダへ吸収されます。
消化に時間がかかるので満腹感が持続しやすく、ダイエットや美容のために利用する方も多いです。最大の特徴は「大豆イソフラボン」が含まれている点です。
イソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンとほぼ同じ化学構造を持っている為、エストロゲンと同じ働きをするという特徴があります。女性の美しさや若々しさを手助けしてくれる効果や、肌や髪を美しくし、骨の強化や血流改善などの効果があると言われています。
ソイプロテインは美容プロテインと言っても良いかもしれません。

糖質が控えめで高タンパクなので、朝食時や夕食時に摂り入れることがおすすめです。
運動をされている方は、運動中や運動後に摂取することがおすすめです。
すぐには吸収されませんが、タンパク質を効率よくリカバリーして、ボディメイクをサポートしてくれます。
もちろん運動していない方も、朝食や夕食時にお飲み頂くことで美容と健康に期待ができます。

ゆっくり吸収される特徴をもつソイプロテインなので、筋力をムキムキにしたい、筋肉を大きくさせたい方にはあまりおすすめできません。
大きな筋肉を望む方は、吸収が速い動物性プロテインやクリオロベリーズ抹茶オールスターズで使われているピープロテインの摂取をおすすめします。

ソイプロテインを摂り入れる場合の注意点としては、大豆アレルギーの方は控えてください。
アレルギーについて: アレルギーについて 〜栄養士のColumn Vol.24

また、ダイエットや美肌の為にたくさんの量を飲んでしまうと、摂取量が多くなり、大豆イソフラボンの過剰摂取になってしまうことも注意が必要です。
大豆イソフラボンは女性にうれしい効果がたくさん期待できる反面、過剰摂取による生理不順を引き起こす可能性や、子宮内膜症の原因となる可能性が指摘されています。

1日の摂取量の目安を守るように意識することが重要です。
1日の摂取量については製品によって異なりますので、製品の摂取量をきちんと把握していただきながら摂り入れることがポイントになります。

大豆イソフラボンの安全な1日の摂取目安量の上限は1日70~75mg、そのうち、特定保健用食品やサプリメントなどからの摂取上限を30mgとしています。(2006年の食品安全委員会による報告)、煮豆でいうと100g分、かなりの量となります。

GRØNのソイプロテインには、ビタミンやミネラル等の美容や健康に効果的なスーパーフードが配合されているので、偏った食事をされている方や内側からきれいになりたいと思う方にはとても最適なプロテインです。
「1番大切なもの」という意味を持つプロテインを意識した生活を送り、カラダを整えていきましょう。

<関連するGRØNの製品>

プロテインブレンド グリーンモンスター 20g /320円(税別)

プロテインブレンド レッドヒート 20g / 320円(税別)

パンケーキミックス & プロテイン 227g / 900円 (税別)

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栄養士・食育指導士・食の6次産業化プロデューサーlevel4
石原綾子

ヘルスケア分野での栄養指導、アグリビジネスのプロフェッショナル。
ミスワールド日本候補生に向けた講演会など、美や健康に特化した分野をフィールドに様々な活動を行なっている。

「食を通して心と身体を豊かにし、人と地域がつながる生き生きとした社会を実現する」を理念に掲げ2013年に、株式会社アイ・フィールドを設立、代表を務める。
各地域で野外レストランを開催する「DINING OUT」の食材TEAMや、ファッションブランドのプロジェクトに中心メンバーとして参画。
また、地域食材のPR、「健康」や「美容」に特化した商品開発プロデュース、ブランディング、コンセプト設計、食品衛生、販売促進プロモーション、研修企画運営等に携わっている。GRØNの商品開発では栄養面での監修を担当。消費者の健康に、より効果的に取り入れる方法を提案している。

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