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「マインドフル・イーティング」を実践するメリットとは? 〜栄養士のColumn Vol.107

「マインドフル・イーティング」を実践するメリットとは? 〜栄養士のColumn Vol.107

最近では、メンタルケアのために、マインドフルネスを実行されている方も多いと思います。
マインドフルネスとは「いま、この瞬間に集中している心の状態」のことで、瞑想などを通じて脳を休息させる効果が期待されています。
もともとはヨガの呼吸法や日本の座禅をルーツとし、より医学的な健康法として発達したものと考えられています。
そのマインドフルネスの手法を食事に応用したプログラムで、食の瞑想と言われる「マインドフル・イーティング」についてお話しようと思います。

 

マインドフル・イーティングとは

 「マインドフル・イーティング」とは、食事をする際に食べることに集中し、感覚に注意を払いながら、食事との関わりを深めるアプローチを指します。

皆さんは、「食べること」にどれだけ意識を置いて食事をしていますか?

スマホを片手に食べたり、本や動画を見ながら、歩きながら、移動しながら食事をしていませんか?
 
何かをしながら食事をする「ながら食べ」。
習慣化している方が多いのではないでしょうか。

何かをしながらの食事は時短にもなるので、効率的かもしれませんが、 健康の面から考えるとデメリットが多い食べ方なのです。

 

「ながら食べ」のデメリット

なぜ「ながら食べ」が体に良くないのでしょうか。

*過食して体重増加に
食べている意識が低くなることから、 食べ過ぎに繋がりやすくなるとされています。
満腹感や満足感を感じにくくなったり、どのくらいの量を食べたのか把握できず、 ついつい食べ過ぎてしまいます。

 *咀嚼回数が減って消化の吸収が悪くなることも
食事に対する集中力が削がれるため、食べ物を噛む回数が減少します。
咀嚼が不足すると、唾液の分泌が適切にされず、口内環境が悪くなってしまうことも。
また、食べることへの集中力がなくなることでよく噛まず飲み込む。
結果、消化や栄養の吸収に悪影響を与えます。

 

*早食いしやすくなる
ながら食べは、ついつい早食いになってしまうことがあるようです。
早食いは、満腹中枢が働く前についつい食べ過ぎてしまいがちに。
よく噛まずに飲み込むことになると消化に悪影響を与える上、 胃や腸にも負担をかけてしまいます。

 

「マインドフル・イーティング」のメリット

つぎに、マインドフル・イーティングを実践することで得られるメリットについてご紹介します。

*食事の満足感の向上
マインドフル・イーティングを実践することは、食事に対する満足感を向上させる可能性があります。
感覚を意識的に楽しむことで、食事がより豊かな体験となり、満足感が増すとの報告があります。

 *食事制御の改善
過食や無意識の食習慣に対する制御を改善するのに役立つ可能性があります。
注意深く食事に取り組むことで、満腹感を感じやすくなり、過食を予防できるとの報告があります。

 *ストレス軽減
マインドフルネスの要素を取り入れた食事が、ストレスの軽減に寄与する可能性があります。
食べることに集中することで、リラックス効果が期待されます。

 *体重管理
一部の研究では、マインドフル・イーティングが体重管理につながるのではないかと考えられています。
十分に咀嚼することで、脳が満腹感を感じやすくなります。
また、注意深く食べることが、無意識の過食や過不足などを防ぐ手段となるとの報告があります。

  

「マインドフル・イーティング」の実践方法

最後に「マインドフル・イーティング」の実践方法についてご紹介します。
 このアプローチは、食事をただの栄養補給だけでなく、心身の調和を促進する一環として位置づけています。
いくつかの研究結果では、「マインドフル・イーティング」が健康に関する様々な側面に良い影響を与えるとされています。

すべての食事をマインドフルにするのは難しいので、出来る事から始めてみてください。

 *注意深い食べ方をする
食事の際に味わい、香り、食感などに意識を向けながら、食を楽しむことを目指します。
目の前の食べ物を手に取ってじっくり眺めて観察したり、深く香りを吸い込み、五感を使って食べ物に対して体が反応することに意識を向けます。
そして、できるだけ時間をかけて咀嚼をしましょう。
味の変化を感じ、食材の栄養が体に染み込む感覚を体感します。

 *感謝と認識
食事に使われた時間や労力、食材の由来などに感謝の気持ちをもち、食べ物がどのようにできているかを認識します。

 *自分の身体の信号を聞く
食事中に満腹感や満足感などの身体からの信号を注意深く感じ取り、適切な量を食べるよう心がけます。

 *無意識な食習慣に気づく
自分の食習慣や食べる動機に対して意識を向け、無意識に適当に食べ続けることなく、自分のニーズや欲求に応じた食事を選ぶよう心がけます。

 *食べることを楽しむ
マインドフル・イーティングは、食べ物との穏やかな関係を築くことを通じて、ストレスを軽減する手段となります。
無理な食事制限や過食から解放され、食べることを楽しむことが重視されます。

 「マインドフル・イーティング」は、心と身体の健康や食事においてポジティブな効果をもたらすことが分かりました。
脳に食事をしていることをしっかり認識させるためにも、食事の際には、出来るだけ食事だけに集中するよう心掛けましょう。

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栄養士・食育指導士・食の6次産業化プロデューサーlevel4
石原綾子

ヘルスケア分野での栄養指導、アグリビジネスのプロフェッショナル。
ミスワールド日本候補生に向けた講演会など、美や健康に特化した分野をフィールドに様々な活動を行なっている。

「食を通して心と身体を豊かにし、人と地域がつながる生き生きとした社会を実現する」を理念に掲げ2013年に、株式会社アイ・フィールドを設立、代表を務める。
各地域で野外レストランを開催する「DINING OUT」の食材TEAMや、ファッションブランドのプロジェクトに中心メンバーとして参画。
また、地域食材のPR、「健康」や「美容」に特化した商品開発プロデュース、ブランディング、コンセプト設計、食品衛生、販売促進プロモーション、研修企画運営等に携わっている。GRØNの商品開発では栄養面での監修を担当。消費者の健康に、より効果的に取り入れる方法を提案している。

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ABOUT US私たちについて

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