食生活を彩る -(植物のパワー・フィトケミカルについて) 〜栄養士のColumn Vol.2(前編)
野菜の色に注目を
赤色、黄色、オレンジ、紫、白、黒・・カラフルな色の野菜がたくさんありますよね。
このさまざまな色は、野菜が育つ過程で自然に生み出されました。
第7の栄養素 フィトケミカルとは
野菜自身が紫外線や虫などの外敵から守るために、色素を持ったり、辛み成分を持ったり、ネバネバ成分を持ったり...
これらの成分は、野菜が自分を守ろうとするチカラからできたもので、「フィトケミカル」と言います。
「フィトケミカル」は、食の世界では第7の栄養素とも言われ、特に抗酸化作用のある栄養素のひとつです。
酸化と抗酸化
私たち人間は、食事をしたり、運動をしたり、あらゆる生命活動を行うとき、生命に必要なエネルギーに変換するときに酸素が必要となります。しかし、切ったりんごの表面が空気に触れると茶色く酸化するように、人の身体も酸化してしまいます。
ストレスや紫外線などの刺激によって酸化が急速に進んだり、加齢によって抗酸化力が低下してくると、酸化と抗酸化のバランスが取れなくなってしまいます。このバランスが崩れ、抗酸化力が落ちてしまうと、老化を早めたり病気の原因となるとも言われています。
この酸化に対抗するサポートをしてくれるのが、抗酸化作用のある野菜です。
後編では、皆さんも聞き覚えがある数々のフィトケミカルを、一つ一つ詳しく紹介していきます。
食生活を彩る -(フィトケミカルの様々な効果) 〜栄養士のColumn Vol.2(後編)
抗酸化をサポートするプロテイン
<登場したGRØNの製品>
<登場したGRØNの製品>
Script by Ayako Ishihara
Photos by Moeko Sawada
-------------------------------------------------------
栄養士・食育指導士・食の6次産業化プロデューサーlevel4
石原綾子
ヘルスケア分野での栄養指導、アグリビジネスのプロフェッショナル。
ミスワールド日本候補生に向けた講演会など、美や健康に特化した分野をフィールドに様々な活動を行なっている。
「食を通して心と身体を豊かにし、人と地域がつながる生き生きとした社会を実現する」を理念に掲げ2013年に、株式会社アイ・フィールドを設立、代表を務める。
各地域で野外レストランを開催する「DINING OUT」の食材TEAMや、ファッションブランドのプロジェクトに中心メンバーとして参画。
また、地域食材のPR、「健康」や「美容」に特化した商品開発プロデュース、ブランディング、コンセプト設計、食品衛生、販売促進プロモーション、研修企画運営等に携わっている。GRØNの商品開発では栄養面での監修を担当。消費者の健康に、より効果的に取り入れる方法を提案している。
-------------------------------------------------------