次世代の痩せ菌「アッカーマンシア菌」を増やす食事とは?〜栄養士のColumn Vol.161
健康意識の高い方の間で、今注目を集めている「痩せ菌」をご存じでしょうか。
その代表格として話題なのが、「アッカーマンシア・ムシニフィラ(Akkermansia muciniphila)」です。
「ただの乳酸菌の一種でしょ?」と思ったら大間違い。この菌は、私たちの代謝や腸のバリア機能、さらにはアンチエイジングの分野においても、これまでの常識を覆すような驚きのポテンシャルを秘めているのです。
今回は、アッカーマンシア菌の特徴や増やすための食事法、さらに混同されやすい「ウロリチンA」との違いについて、深く掘り下げていきます。

アッカーマンシア菌とは?
アッカーマンシア菌は、腸の粘膜層(ムチン)をエサにして生息するユニークな腸内細菌です。
この菌が古くなった粘膜を利用することで腸の細胞が刺激され、新しい粘膜の形成が促されると考えられています。その結果、腸のバリア機能の維持に役立つ可能性があるとして研究が進められています。
また、多くの研究において、肥満や生活習慣病のリスクが低い人ほどアッカーマンシア菌の存在量が多い傾向が報告されていることから、通称「痩せ菌」と呼ばれることもあります。
まるで腸内を内側からメンテナンスしてくれる「専属のリフォーム業者」のような存在といえるでしょう。

話題の「ウロリチンA」との違い
近年、美容やエイジングケア分野で注目されている「ウロリチンA」。
アッカーマンシア菌と一緒に語られることがありますが、その正体はまったく異なります。
| 項目 | アッカーマンシア菌 | ウロリチンA |
| 正体 | 腸内細菌そのもの | 腸内細菌が作り出す代謝産物 |
| 主な役割 | 腸内環境や腸のバリア機能の維持に関与 | ミトコンドリア機能との関連が研究されている |
| 取り入れ方 | 特定の食材で育てる | エラグ酸を摂取し腸内で生成される |
ウロリチンAは腸内環境がカギ
ウロリチンAは食品そのものに含まれている成分ではありません。
ザクロやくるみ、ベリー類などに含まれる「エラグ酸」が腸内細菌によって代謝されることで生成されます。そのため、エラグ酸を摂取するだけでなく、腸内環境を整えることも重要です。
アッカーマンシア菌を育てて腸内環境の土台を整えることは、ウロリチンAの産生をサポートする環境づくりにもつながります。

アッカーマンシア菌を増やす「育菌」食べ物3選
アッカーマンシア菌を増やすためには、ポリフェノールを豊富に含む食品を積極的に取り入れることがポイントです。
① ベリー類(アントシアニンとエラグ酸が豊富)
ブルーベリー、ラズベリー、マキベリーなどのベリー類には、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富に含まれています。
さらに、ウロリチンAの原料となるエラグ酸も含まれているため、腸活と美容の両面から注目される食材です。
② 希少なカカオ(カカオポリフェノール)
カカオポリフェノールも、腸内細菌の多様性をサポートする成分として注目されています。
特に世界でも生産量が限られる希少な「クリオロ種」のカカオは、豊かな香りとともにポリフェノールを含む素材として知られています。
③ 抹茶と伝統ハーブ(日本のスーパーフード)
有機抹茶や沖縄・北海道で親しまれてきた伝承ハーブには、多彩な植物由来成分が含まれています。
抹茶のカテキンや植物由来のポリフェノールは、腸内細菌のバランスをサポートし、腸内の善玉菌が活動しやすいクリーンな環境を作ります 。

アッカーマンシア菌を育てるための腸活習慣
アッカーマンシア菌を育てる「育菌(いくきん)」は、1日にしてならず。継続的に植物由来の栄養を摂取することが大切です。
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植物性プロテインを活用する
忙しい朝や運動後には、ポリフェノールを含む植物性プロテインを取り入れるのがおすすめです。
お好みのドリンク200mlとシェイクするだけで、たんぱく質と植物由来の栄養素を手軽に補給できます。
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添加物の摂り過ぎに注意する
人工甘味料や過度な加工食品の摂取を控え、できるだけシンプルな原材料の食品を選ぶことも腸活の基本です。

GRØNのようなプラントベースで添加物不使用の商品は、毎日の食生活に取り入れやすい選択肢のひとつです。内側から巡りが良くなることで、毎日を楽しく健康的に過ごせます。
植物の力を上手に取り入れながら、アッカーマンシア菌が喜ぶ腸内環境づくりを目指してみてはいかがでしょうか。
忙しい毎日の栄養補給には、朝でも取り入れやすい植物性プロテインを活用するのもひとつの方法です。無理なく続けられる習慣から、心地よい新生活をスタートしてみましょう。
GRØNの「クリオロベリーズ」には、2種のスーパーフードベリーがバランスよくブレンド。「抹茶オールスターズ」は茶会品質の有機抹茶を使用しています。
まずは、自分にぴったりの味が見つかるウェルカムセットから始めてみるのもおすすめです。
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栄養士・食育指導士・食の6次産業化プロデューサーlevel4
石原綾子
ヘルスケア分野での栄養指導、アグリビジネスのプロフェッショナル。
ミスワールド日本候補生に向けた講演会など、美や健康に特化した分野をフィールドに様々な活動を行なっている。
「食を通して心と身体を豊かにし、人と地域がつながる生き生きとした社会を実現する」を理念に掲げ2013年に、株式会社アイ・フィールドを設立、代表を務める。
各地域で野外レストランを開催する「DINING OUT」の食材TEAMや、ファッションブランドのプロジェクトに中心メンバーとして参画。
また、地域食材のPR、「健康」や「美容」に特化した商品開発プロデュース、ブランディング、コンセプト設計、食品衛生、販売促進プロモーション、研修企画運営等に携わっている。GRØNの商品開発では栄養面での監修を担当。消費者の健康に、より効果的に取り入れる方法を提案している。
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