ビーツ 〜血液をつくる「奇跡の野菜」
真っ赤な色の根菜「ビーツ」。
豊富な栄養価とその効果から「奇跡の野菜」、「食べる血液」とも呼ばれています。
GRØNのプロテインブレンド レッドヒートにも入っているスーパーフードの一つです。
ビーツは地中海の沿岸が原産の野菜。
日本に入ってきたのは江戸時代の初期頃、スーパーや八百屋さんで最近よく目にする真っ赤なビーツに加えて、鮮やかな黄色をした「ゴールデンビーツ」、赤と白の縞になった「サラダビーツ」など色々な種類のビーツが存在します。
カブや大根とは異なりビーツはほうれん草と同じアカザ科の野菜、てん菜糖の原料となるビートもその名の通りビーツの一種です。
ビーツというとボルシチ。極寒地・ロシアで寒い冬を乗り切るために食されてきた伝統的な煮込み料理です。
その他にも、古代ローマの文献で、発熱や便秘などの治療にビーツが用いられていたという記録があるほど古くから人々の生活を支えてきた野菜なのです。
数ある野菜の中でも特別な力があると言われてきたビーツ
その秘密はビーツに含まれる、NO(エヌオー)と呼ばれる一酸化窒素にあるのではないかと注目をされています。
NOには、血管の筋肉をしなやかに拡張させて血流量をスムーズにするはたらきがあります。
血液量が増えて全身の血行がよくなり、持久力アップや疲労回復にも効果を発揮。基礎代謝のアップにもつながるので、アスリートのパフォーマンスをあげたり、ダイエット効果があるとも言われています。
こうしたNOがもたらす体内への働きは、1998年に3人の科学者がノーベル生理学・医学賞を受賞するほど学術的にも認められています。
スーパーフードとしてのビーツに改めて高い注目が集まっている証拠です。
その他にもビーツには、むくみの解消や高血圧の予防をするカリウム、ナトリウム、カルシウムなどのミネラル分、肌の健康な状態を保つナイアシンやパントテン酸などのビタミンB群、腸内環境を整える食物繊維などが含まれています。
またベタシアニン、ベタイン、ラフィノースなど珍しい栄養素も含まれているため、動脈硬化予防、抗酸化作用によるがん予防、糖尿病予防、肝機能を高める働きもあると言われています。
「奇跡の野菜」と呼ばれるビーツ。
GRØNのレッドヒートに使われているビーツは、熊本県のあさぎり農園で作られているものを使用しています。
ビーツを育てる課程の中で農薬を使用していません。
そのために、栄養価を失わないように、皮まで余すことなくパウダーにして使っています。
健康にいいと知っていても、どう使っていいのかがいまいちイメージをしにくいビーツ。
GRØNのプロテインブレンドを使って、日々の生活に気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか。
体が喜ぶ新しい発見がきっとあると思います。
<材料が使われているGRØNの製品>
プロテインブレンド レッドヒート 20g / 320円(税別)
Photos by Moeko Sawada