ファスティングの最先端・伊豆で出逢った天然酵母ドリンク"コーボン"
ファスティングとは、体内に蓄積された毒素を排出するために行う「断食」のこと。
土・水・気候に恵まれていて、古くから湯治場として親しまれてきた伊豆半島が今
ファスティングの最先端の土地として日本中から注目を浴びています。
臓器を休ませて、血液や肝臓、腸に溜まった毒素の排出を目的として行われるファスティング。
・体重を減らす
・感覚を敏感にする
・病気に対する免疫力を高める
など、体にとって様々なプラスの効果がある言われています。
そんなファスティングの効果をより高めるためにと
多くのファスティング施設が推奨しているドリンクが、地元産酵母ドリンク「コーボン」です。
コーボンは「酵素」の母とも呼ばれる「酵母」から作られたドリンク。
腸内細菌の働きをより活発にして、腸の善玉菌を増やす効果があることから
ファスティング中の補助ドリンクとして勧められているとのことです。
そんな「コーボン」を作る第一酵母さん。
地元でも愛されるその会社が気になって、ワサビを作る西伊豆の友人を訪ねる道中で寄り道をさせて頂きました。
ワサビ農園に行った時のこと。
Visiting our Izu “ワサビ” friend. Summer 2019
第一酵母さんは、伊豆半島の付け根・伊豆の国市の世界遺産「韮山反射炉」の隣にある会社。
美しい緑に囲まれた、日本の文明開化を象徴するような一角の中に、凛とした佇まいで社屋を構えていました。
出迎えてくださったのは第一酵母の小野さま。
コーボンの歴史や、コーボンのことを丁寧に説明してくださいました。
コーボンが生まれたのは70年前。
医学者であり哲学者でもある、第一酵母・創業者の多田政一氏が、理想的な酵母を探し追い求めて伊豆天城山へと分け入り
採取した、大気中や緑葉樹の葉などに生息する野生の天然酵母をフルーツに付着して自然発酵させたことが始まりとのことです。
日本で古くから親しまれている、みそ・しょうゆ・酒などの発酵食品を生み出す「天然酵母」。
穀類や野菜の発酵を助け、繊維質を食べやすくする働きがあるため、昔からご飯や野菜中心の食事をしてきた腸が長い日本人や菜食中心の食生活を送る方には適した発酵食品だと言われています。
一方でヨーグルトなどに含まれる乳酸菌は、昔から乳製品に親しんできた欧米の食文化から生まれたもの。
乳酸菌は肉類の腐敗防止に関係するため、肉を食べることが多く、腸が短い欧米人の体質に適したものだと言われています。
西洋医学と東洋医学を綜合・統一的にとらえた「綜統医学(現在の生活医学)」を、いち早く提唱した人物としても知られている多田氏。
1950年代の外貨が不自由な時代からベジタリアン世界大会へと参加して、国際ベジタリアン連盟の名誉副総裁にも就任した人物です。
菜食主義の方達には、栄養が不足して体調不良を起こす方も少なくはありません。
そんな方達のために、
必要な栄養素をより効果的に体内へと運び、不必要な毒素を体外へと排出する
天然酵母の必要性を「コーボン」の普及とともに障害をかけて唱えてきたとのことでした。
・植物性の素材のみでシンプルに作っていること
・古くから存在する、その土地の技術や風土を生かして作っていること
・未来を見据えて、現代のライフスタイルに合わせた製品を作っていること
などなど、「GRØN」が製品づくりの中で大切にしている沢山の要素に共通点があることも知れて、何だか勝手に嬉しくなってしまいました。
そして何より、70年間変わらぬ製法でつづけるものづくり。
それが今もなお人々に必要とされるものが存在することにも大きな勇気を頂きました。
たんぱく質やビタミン、ミネラルや植物の持つエネルギーと言われているファイトケミカル。
これらの栄養素が詰まったGRØNのプロテインブレンドは、コーボンとの相性も抜群と小野さんは言ってくださいました。
日々の生活の中の置き換え食は勿論、ファスティングの前後に体を整える準備食や回復食にも適している
GRØN x コーボンのコラボレーションメニューもこちらで紹介していきたいと思います。
>>コーボンを使ったレシピへ
置き換え食やファスティングの準備・回復食に。 “Red Heat”と”コーボン”のオリジナルドリンク
寒い日を乗り切るために。ゆずジンジャー・コーボンと”Green Mosnter”のホットドリンク
Photos by Moeko Sawada