COLUMN / RECIPE

05 / 10 / 2020

プロテイン ピープロテインについて 〜栄養士のColumn Vol.16

新型コロナウィルスの影響により、おうちで過ごす方も多いと思います。

おうちにいると、たくさん食べてしまって「コロナ太り」を心配されている方も多いのではないでしょうか?
ダイエットやボディメイクを行うため、おうちでできるトレーニングや食事内容を見直してみてはいかがでしょう。

トレーニングをした時は、筋トレなどで傷ついた筋肉を回復・成長させなければなりません。
ですから、トレーニング後の栄養補給がとても大切。
トレーニング後の体へは、筋肉の合成に必要なタンパク質・糖質・ビタミンなどの栄養素をバランス良く含んだ食事を摂ることがポイントです。

タンパク質は筋肉へのアプローチだけでなく、髪の毛や皮膚、臓器や血管など私たちの体内の様々な場所で活躍する必要不可欠な栄養素の一つです。
プロテインというと、アスリートやボディメイクを意識している人が飲むイメージが強いですが、最近は、美容と健康のためにプロテインを活用する方も増えています。
トレーニングをしない方でも健康や美容面でタンパク質を摂取する食生活にすることがおススメです。

タンパク質であるプロテイン。食品でいうと肉、魚、大豆製品、卵、乳製品などに含まれており普段の食事から摂取できる栄養素です。プロテインは手軽に摂取できるというメリットがあり、代表的なものとして、乳清で作られている「ホエイプロテイン」、牛乳を原料としている「ガゼインプロテイン」、大豆を原料としている「ソイプロテイン」があります。

■「ホエイプロテイン」

乳清を原料とするホエイプロテイン。乳清とは、ヨーグルトを水切りしたときに出る水分のことです。乳清にはミネラルなどの栄養分も含まれています。これがホエイです。このホエイに含まれるたんぱく質を精製したものがホエイプロテインです。

特徴)アミノ酸が豊富で、カラダへ早く吸収されます。胃腸への負担も少ないプロテインと言われています。例えば、筋肉トレーニング直後に補給すれば、傷ついた筋肉の回復を促す効果が期待できます。筋肉を太くしたい、ムキムキのカラダを作りたいなどのカラダメイクをしたい方はホエイプロテインがおススメです。

■「カゼインプロテイン」

牛乳を主成分とするプロテイン。カゼインは牛乳から脂肪、ホエイを除いた不溶性固形成分で、生乳を構成するたんぱく質の約80%を占めています。

特徴)ゆっくりと吸収されるのが特徴です。腹持ちがよいためダイエット中小腹が空きやすい人などにおススメです。たくさん運動したときは、就寝前にガゼインプロテインを摂取すると、寝ている間に数時間かけてゆっくりと吸収しながら筋肉の修復を促してくれます。

■「ソイプロテイン」

大豆のたんぱく質部分だけを粉末にした植物性プロテイン。

特徴)ゆっくりとカラダへ吸収されます。満腹感が持続しやすく、美容のために利用する方も多いプロテイン。また、大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをし、肌や髪を美しくし、骨の強化や血流改善などの効果があると言われています。

代表的な3つをご紹介しました。しかし、これらのプロテインは、乳・大豆のアレルギーを持つ方は飲めないというデメリットもあります。そこでご紹介したいのは、えんどう豆のたんぱく質を原料とする植物性の「ピープロテイン」です。

■「ピープロテイン」

えんどう豆のたんぱく質を原料とする植物性プロテイン。

GRØNの新しいプロテイン、「クリオロ・ベリーズ」と「抹茶オールスターズ」には、ピープロテインが使われています。

えんどう豆には、乳・大豆・卵などのアレルゲンが含まれません。
筋肉の修復、生成・疲労回復に期待ができるアミノ酸を豊富に含んでいます。
吸収速度は、ソイプロテインと同じくゆっくりと吸収されます。

ビーガンの食生活をされている方や、アレルギーが心配だけど筋力をつけてカラダメイクをしたいという方におすすめです。
健康面でも注目されているピープロテインの特徴を詳しく見てみます。

◾️低アレルゲン
 -アレルギー特定原材料28品目フリー

ホエイプロテインとガゼインプロテインはミルクアレルギーでプロテインが飲めない、大豆アレルギーで飲めないというお悩みの方もいらっしゃると思います。
えんどう豆由来のたんぱく質なら、乳や大豆のたんぱく質にアレルギーを持っている方でも摂取が可能です。
*ただし、ピーナッツや大豆など豆類にアレルギーがある方は、ピープロテインに反応してしまう可能性はあるので注意が必要です。

◾️体づくりに適している
 -アミノ酸のBCAAとアルギニンが豊富

筋肉の修復や生成に不可欠とされているアミノ酸の3種 ロイシン、イソロイシン 、バリンはBCAAと呼ばれています。
BCAAは、筋肉のたんぱく質に多いアミノ酸で、カラダのたんぱく質を増やす働きや運動時のエネルギー源としても利用されます。
このBCAAが、ピープロテインには、動物性由来のホエイプロテインと同等量含まれています。また、筋疲労回復や免疫アップに効果的な「アルギニン」というアミノ酸は、ホエイプロテインよりも多く含まれます。

◾️貧血予防や滋養強壮に
 -鉄分・マグネシウムが豊富

鉄分は酸素を運搬する役割があり、不足すると鉄欠乏性貧血となり疲労・息切れ・めまいといった症状を引き起こします。
マグネシウムは約300種類以上の酵素を活性化する働きがあり、筋肉の収縮や神経情報の伝達、体温・血圧の調整に期待ができます。

◾️ダイエットに
 -GI値の指数が低い

GI値とは、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、摂取2時間までの血液中の糖濃度を計ったものです。ピープロテインはこの値が低く、食後の血糖値を安定させる効果があります。また、ゆっくりと消化するため満腹感が持続します。

特徴を見ると、アレルギーを気にせず摂取できるというところや健康や美容にもうれしい特徴を持つプロテインですね。
また、ピープロテインは製造過程において、ホエイプロテインの1/100ほどしか水を使わないと言われており、次世代のサステナブルなタンパク源としても注目をされています。

プロテインはその原料によって効果が異なりますので、筋肉をしっかりつけたい人は動物性のたんぱく質由来のホエイプロテインやガゼインプロテインを選んだり、美容やダイエット・カロリーを気にする人は、植物性プロテインを選ぶことをおすすめします。

目的に応じたプロテインを選び、日々の生活にとり入れてみてはいかがでしょうか?

<登場したGRØNの製品>

プロテインブレンド 抹茶オールスターズ 20g / 370円(税別)

プロテインブレンド クリオロベリーズ 20g / 370円(税別)

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栄養士・食育指導士・食の6次産業化プロデューサーlevel4
石原綾子

ヘルスケア分野での栄養指導、アグリビジネスのプロフェッショナル。
ミスワールド日本候補生に向けた講演会など、美や健康に特化した分野をフィールドに様々な活動を行なっている。

「食を通して心と身体を豊かにし、人と地域がつながる生き生きとした社会を実現する」を理念に掲げ2013年に、株式会社アイ・フィールドを設立、代表を務める。
各地域で野外レストランを開催する「DINING OUT」の食材TEAMや、ファッションブランドのプロジェクトに中心メンバーとして参画。
また、地域食材のPR、「健康」や「美容」に特化した商品開発プロデュース、ブランディング、コンセプト設計、食品衛生、販売促進プロモーション、研修企画運営等に携わっている。GRØNの商品開発では栄養面での監修を担当。消費者の健康に、より効果的に取り入れる方法を提案している。

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