COLUMN / RECIPE

04 / 23 / 2020

スーパーフード・ベリーについて 〜栄養士のColumn Vol.15

春めいた季節は、春色のファッションやスイーツなどがトレンドに。

コロナウィルスの影響で、おうち時間を楽しむため、テイクアウトができるパフェも増えているみたいですね。
甘酸っぱいベリー系のパフェやスイーツはかわいくておいしいですよね。

美味しいだけではなく、美容や健康に期待できる栄養素が含まれているのがベリーの魅力。
今回は、スーパーフード*とも言われている「カシス」や「マキベリー」について書いていきたいと思います。

*「スーパーフード」とは、世界各地で古くから健康や不老長寿に効くと信じられてきた食べ物たちのこと。近年、これらの食べ物は栄養価が高く、健康や美容に効果が期待できることがわかってきたもののことを呼んでいます。
食べると健康になれる食のパワーが詰まった「スーパーフード」は、単なる栄養補給食品ではなく、気持ちまで明るくポジティブにしてくれることもあるとも言われています。

<カシス>

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北ヨーロッパが原産のフルーティーな酸味と甘味、豊かな香り、そして鮮やかな赤紫色や黒色の魅力を持つ果実。
お菓子やスイーツ、ジュース、「カシスオレンジ」などを作るリキュール・CAMPARIもカシスが利用されています。

「カシス」はフランス語ですが、英語では「ブラックカラント」。
日本では古くから「黒スグリ」の名で知られています。

日本での栽培は、青森市を中心に全国各地に広がっています。ビタミン、ミネラル、ポリフェノールなど、栄養素が豊富なことから「ベリーの王様」といわれ、ヨーロッパで古くから健康食材として存在してきたそうです。

その働きの正体が、近年次第に解明されています。
特に、カシス特有のアントシアニンがもつ機能性が注目され、血流改善や、コラーゲン・エラスチンの産生促進、筋肉痛軽減作用などの新たな研究が進められており、冷え対策、内外美容、スポーツニュートリションといったジャンルで期待が持たれています。

GRØNのプロテインブレンド クリオロベリーズ使われているカシスは、ニュージーランド産のオーガニック。
ヨーロッパ産のカシスと比べ、アントシアニンが1.8倍含まれており、多くのアスリートに愛されているものです。

どのような効果が期待できるか以下にまとめました。

■若々しい瞳を

スマホやパソコンを利用する機会が多くなり、目の疲れを感じている方、多いのではないでしょうか?
カシスは、眼精疲労を緩和したり近視化を抑制する可能性が高かったりと、他のベリー類にはない、目に関する多くの効用が注目を集めています。

■目の下のくまの改善

疲れやストレスで酸素が足りなくなると、血液の色が赤黒くなって真皮や皮下組織の色も暗い色に。そうすると、皮膚が薄い目の下に暗い色が透けて、くまとして出現。カシスの摂取により血流が改善すると、目の下の皮膚と皮下組織の色が明るくなり、くまが現れにくくなることが期待できるそう。

■抵抗力をアップ

ストレスにさらされるとビタミンCを激しく消費してしまうと言われています。 そしてビタミンCが消費されると、抵抗力が低下し風邪を引きやすくなってしまいます。 そのためビタミンCを普段から積極的に摂取することで抵抗力を高めることが大切です。カシスはビタミンCを多く含むことから、風邪に対する薬草としても利用されてきました。抵抗力を高めて風邪やウィルスに強くなる身体づくりを。

■運動後の疲労回復

「カシスアントシアニン」が筋肉の損傷や疲労の回復にとても良い影響をもたらしてくれるそうです。
世界中の研究機関から、筋肉疲労の軽減、筋肉回復を促進など実際に研究結果として発表されています。

■冷え性や肩こりの改善

暖かくなる季節でも、手足の末端が冷えるお悩みを持つ方もいらっしゃると思います。
「カシスアントシアニン」は、末梢血管の血流を改善する働きがあるそうです。血液は末梢血管を通じて全身の細胞へ送られます。酸素や栄養素を全身に送り届けるほか、体温を保つという働きも。血液が十分に送り届けられることで、肩こりや冷え性などの改善につながります。

<マキベリー>

南米チリの南部パタゴニア地方に自生するホルトノキ科の「マキ」という植物に実る果実。
人工的な栽培は少なく希少な植物です。
GRØNのプロテインブレンド クリオロベリーズに含まれているマキベリーも、本場南米チリ産の自生種のものです。

深い紫色の実をつけ、抗酸化力の高いアントシアニンをはじめ、ビタミンA、 C、ミネラル、鉄分、カリウムなどが豊富に含まれています。昔、チリの先住民の間では、マキベリーを解熱剤や鎮痛、滋養強壮薬などにも利用していたそうです。

現在では、ジャムなどをヨーグルトに入れたり、スムージに入れたり、様々な食べ方をされています。高い栄養素を含むことから、スーパーフルーツの王様とも呼ばれているマキベリーはどのような効果が期待できるのでしょう。

■アイケアやエイジングケアに

ストレス、紫外線や大気汚染などにより、細胞を傷つけられたり、老化を早めたり、免疫系に悪影響を与える等の有害な活性酸素。その活性酸素を除去してくれるアントシアニン。マキベリーは、アントシアニンの中でも抗酸化作用の強いデルフィニジンの割合を多く含みます。

■貧血予防に

「疲れやすい」「だるい、めまいがする」「頭が重い、朝起きるのがつらい」などの症状がある貧血。貧血に悩む方には鉄分が豊富なマキベリーでケアすることをおススメします。

■美肌に

紫外線によって肌に起こるシミやシワや乾燥などの「光老化」。肌が酸化していく(錆びていく)ことを防ぐアントシアニンを摂取して内側からケアを。

■スリムなカラダに

糖の合成を抑え、エネルギー変換を促進するため、マキベリーは糖尿病や肥満予防に役立つと考えられています。

■炎症の抑制効果

血管を拡張し炎症を発生させる酵素COX-2(シクロオキシゲナーゼ2)の増加を抑制できることが、研究で明らかになっています。

ご紹介したカシスとマキベリー。栄養素がギュッと詰まっている優秀なベリーたちです。
未来の自分へのケアとして食生活にプラスしてみてはいかがでしょうか?

<登場したGRØNの製品>

プロテインブレンド クリオロベリーズ 20g

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栄養士・食育指導士・食の6次産業化プロデューサーlevel4
石原綾子

ヘルスケア分野での栄養指導、アグリビジネスのプロフェッショナル。
ミスワールド日本候補生に向けた講演会など、美や健康に特化した分野をフィールドに様々な活動を行なっている。

「食を通して心と身体を豊かにし、人と地域がつながる生き生きとした社会を実現する」を理念に掲げ2013年に、株式会社アイ・フィールドを設立、代表を務める。
各地域で野外レストランを開催する「DINING OUT」の食材TEAMや、ファッションブランドのプロジェクトに中心メンバーとして参画。
また、地域食材のPR、「健康」や「美容」に特化した商品開発プロデュース、ブランディング、コンセプト設計、食品衛生、販売促進プロモーション、研修企画運営等に携わっている。GRØNの商品開発では栄養面での監修を担当。消費者の健康に、より効果的に取り入れる方法を提案している。

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