COLUMN / RECIPE

04 / 03 / 2020

薬としてのハーブ (モリンガ) Moringa as Medicine 〜栄養士のColumn Vol. 14(後編)

前回の桑の葉に引き続き、今回はモリンガについてお話をします。
前回の記事: 栄養士のColumn Vol. 14 〜薬としてのハーブ (桑の葉) Mulberry Leaves as Medicine

モリンガとは、北インド原産ワサビ科の植物。生命力はとても強く、1年で約3メートルも伸びます。紀元前2500年の北インドの書物には、モリンガが300もの病気を防ぐと記されていたようです。また、世界最古の伝統医学である「アーユルヴェーダ」などで利用されていたり、古来より人々の食と健康を支えてきたことがわかっています。

モリンガは、バランスのとれた豊富な栄養素を含んでいる樹木であることから、「奇跡の木」や「生命の木」と呼ばれています。

近年では、モリンガの効果効能が国際連合世界食糧計画(WFP)によっても保証され、世界中で「スーパーフード」と呼ばれ広まりつつあります。

スーパーフードと呼ばれるモリンガには、ミネラルやビタミンなどの栄養素がおおよそ90種、あるいはそれ以上あると推定されています。そんな栄養素の宝庫であるモリンガのチカラを並べてみました。

1. 排出力が高まる
毒素の排出に関わる食物繊維やカリウムが豊富に含まれます。
>食物繊維・・・慢性便秘や腸内環境の悪い方にとてもおすすめ。
>カリウム・・・むくみや肌荒れなど、「排出力不足」によって起こる体の不快な症状を軽減する効果も。

2. 免疫力アップ
モリンガの葉や種に含まれる水分には、抗アレルギー作用がある可能性が研究されています。例えば、アレルゲンとなる物質が私たちのカラダに入ると、好酸球という白血球の仲間が過剰に活動しアレルゲンに対抗しようとして色々な症状を引き起こします。モリンガにはこの好酸球が過剰に活動し増殖することを抑制する効果が確認されています。

3. 健康と美を保つ
カラダの不調やシミやニキビの原因でもある活性酸素を除去してくれる抗酸化作用の高いポリフェノールが豊富に含まれています。また、お肌を健やかにするビタミンAやC、エイジング効果に期待できるビタミンEも豊富です。

その他、必須アミノ酸やミネラルがバランスよく豊富に含まれています。また、葉・花・茎・根・種など全てを活用できるエコな植物であり、Co2を一般的な樹木の20倍以上も吸収し、地球の温暖化防止に大きく貢献出来得る樹木であることからサスティナブルな食品としても注目をされています。

摂取する注意点:モリンガを摂取をすることにより、子宮系に悪影響を及ぼす可能性があります。
妊娠中などの使用には注意が必要です。摂取する前に医師に相談するようにしましょう。

桑の葉とモリンガ。それぞれの魅力を書いてみました。どちらも内側からの美容と健康には欠かせない食品です。お茶として摂取したり、サプリメントなど、毎日の食事の中に入れて、おいしく活用していきたいですね。

<登場したGRØNの製品>

プロテインブレンド 抹茶オールスターズ 20g / 370円(税別)

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栄養士・食育指導士・食の6次産業化プロデューサーlevel4
石原綾子

ヘルスケア分野での栄養指導、アグリビジネスのプロフェッショナル。
ミスワールド日本候補生に向けた講演会など、美や健康に特化した分野をフィールドに様々な活動を行なっている。

「食を通して心と身体を豊かにし、人と地域がつながる生き生きとした社会を実現する」を理念に掲げ2013年に、株式会社アイ・フィールドを設立、代表を務める。
各地域で野外レストランを開催する「DINING OUT」の食材TEAMや、ファッションブランドのプロジェクトに中心メンバーとして参画。
また、地域食材のPR、「健康」や「美容」に特化した商品開発プロデュース、ブランディング、コンセプト設計、食品衛生、販売促進プロモーション、研修企画運営等に携わっている。GRØNの商品開発では栄養面での監修を担当。消費者の健康に、より効果的に取り入れる方法を提案している。

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Photos by Moeko Sawada