COLUMN / RECIPE

04 / 03 / 2020

薬としてのハーブ (桑の葉) Mulberry Leaves as Medicine 〜栄養士のColumn Vol. 14

3月も下旬となり、春めいてきました。暖かい日もあれば時にはまだ肌寒い日もあって、体調管理が必要なときでもありますね。花粉症などでもお悩みの方も多いと思います。今回は、「桑の葉」と「モリンガ」について書いていきたいと思います。

こちらの2つはGRØNのプロテインブレンド 抹茶オールスターズの中にも入っている素材です。

抹茶オールスターズの原材料は、桑の葉は、栄養価に優れていると言われている沖縄のシマグワを
モリンガはインドの自生に近い環境で育てているものを採用しています。
どちらも農薬や化学肥料は使わずに育てられたものです。

まずは桑の葉について

桑の葉といえば、蚕のエサとして知られています。
蚕は桑の葉だけをエサとして綺麗な絹糸を作り出します。昔は日本で養蚕業が盛んで、桑畑も多く見られたそうですが、近年はだいぶ数も減ってしまいました。

桑畑は少なくなりましたが、山林には自生しているところも見かけます。そんな桑の葉には、栄養素がたっぷりと含まれています。

実は、桑の葉は、養蚕業の現場だけでなく、古くから漢方などでも使われ、例えば、咳止め・利尿効果・糖尿病や動脈硬化の予防・血行促進等、私たちの健康に欠かせないものとして生活に取り入れていたそうです。

昔から薬草のお茶として飲まれてきましたが、今では、お茶だけでなく、パウダー状にしたものをケーキやパンに練りこんだり、多様な食べ方があります。

漢方として利用されてきた桑の葉。最近では研究が進み、様々な効果に対して期待できることがわかってきました。

1. 糖尿病予防に
桑の葉特有の成分である「1-デオキシノジリマイシン」は、食後の血糖値上昇を抑制し、長期間の連続摂取でも低血糖を起こさないことが研究により明らかになっています。

2. ココロとカラダの調子を整える
桑の葉には、カルシウムが牛乳の25倍、鉄分は小松菜の15倍、食物繊維は緑茶の20倍も含まれています。
>カルシウム・・・骨粗しょう症の予防やイライラ感の解消効果
>鉄分・・・貧血改善や疲労回復効果に
>食物繊維・・・便秘解消・腸内環境を改善され、整腸作用に役立ちます

3. 肥満・生活習慣病を防ぐ
ポリフェノールが豊富に含まれていることにより、コレステロール値や血圧を下げる働きをします。
また、脂肪の吸収を抑制したり、血糖値の急上昇を防いだりする作用があるので、肥満・動脈硬化や糖尿病などの予防に期待できます。

4. デトックス効果に
カラダに蓄積された余計なものの排出を促すカリウムやクロロフィルが豊富に含まれています。
>カリウム・・・体内の水分バランスを調整し、不要な水や塩分を排出する機能を高めるミネラルのひとつ。身体の余分な水分を排出します。
>クロロフィル・・・小腸に蓄積した有害物質を取り除く働きをするので、細胞の老化を防ぎ、生活習慣病の予防効果が期待できます。

5. ストレスを緩和
興奮した神経を落ち着かせ、ドーパミンの抑制効果が高い注目を集める成分である抗ストレス作用のGABAが豊富に含まれています。

6. アンチエイジング効果に期待
活性酸素による細胞の損傷を防ぎ、高い抗酸化作用を持つポリフェノールの一種であるルチンが豊富です。ビタミンCの吸収を助け、皮膚や血管を健康に保ち老化を防止する効果も。

続いて後編ではモリンガについてお話します。
栄養士のColumn Vol. 14 〜薬としてのハーブ (モリンガ) Moringa as Medicine

<登場したGRØNの製品>

プロテインブレンド 抹茶オールスターズ 20g / 370円(税別)

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栄養士・食育指導士・食の6次産業化プロデューサーlevel4
石原綾子

ヘルスケア分野での栄養指導、アグリビジネスのプロフェッショナル。
ミスワールド日本候補生に向けた講演会など、美や健康に特化した分野をフィールドに様々な活動を行なっている。

「食を通して心と身体を豊かにし、人と地域がつながる生き生きとした社会を実現する」を理念に掲げ2013年に、株式会社アイ・フィールドを設立、代表を務める。
各地域で野外レストランを開催する「DINING OUT」の食材TEAMや、ファッションブランドのプロジェクトに中心メンバーとして参画。
また、地域食材のPR、「健康」や「美容」に特化した商品開発プロデュース、ブランディング、コンセプト設計、食品衛生、販売促進プロモーション、研修企画運営等に携わっている。GRØNの商品開発では栄養面での監修を担当。消費者の健康に、より効果的に取り入れる方法を提案している。

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Photos by Moeko Sawada