COLUMN / RECIPE

08 / 25 / 2019

食生活を彩る -(フィトケミカルの様々な効果) 〜栄養士のColumn Vol.2(後編)

>>前編でお話をしたフィトケミカル。

今回は、カルテノイド、ポリフェノール、イオウ化合物、多糖類、テルペンと5つに分類して
異なる色とそれらの色が作る、栄養素の特徴を紹介します。


●カロテノイド類 (赤/橙/黄)

天然の脂溶性色素で、カロテン類、キサントフィル類に大きく分けられます。
―カロテン類―
・β-カロテン(含まれる食品:にんじん、かぼちゃ等)
黄色または橙色の色素で、夜間の視力の維持や、皮膚や粘膜の健康を維持する働きが期待できます。
・リコピン(含まれる食品:トマト、スイカ、あんず等)
赤い色素成分で、血流を改善する働きが期待できます。
―キサントフィル類―
・ルテイン(含まれる食品:ほうれん草、にんじん、かぼちゃ等)
黄色の色素成分で、目の健康をサポートする働きが期待できます。
・β-クリプトキサンチン(含まれる食品:温州みかん、ぽんかん等)
黄色い色素成分で、高血圧や動脈硬化、糖尿病、骨粗鬆症などの予防効果が期待されています。


●ポリフェノール(赤/紫/黒/茶)
植物が光合成を行うときにできる物質の総称です。植物の色素やアクの成分で、抗酸化作用があります。

・アントシアニン(含まれる食品:赤ワイン、ブルーベリー、ナス、赤しそ)
赤や青、紫などの水溶性色素で、目の網膜にあり光を感じる働きを支えているロドプシンという色素成分の再合成を促す働きがあるといわれています。
・イソフラボン(含まれる食品:大豆、大豆製品など)
女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをし、骨粗鬆症の予防や更年期症状の緩和が期待されます。
・カテキン(含まれる食品:お茶、紅茶など)
茶葉に含まれている苦味や渋味の成分で、抗菌作用の他、血中コレステロールの低下や血圧の上昇を抑える働きが期待できます。
フラボノール・・ケルセチン(玉ねぎ)
リグナン・・セサミン(ごま)
フェニルプロパノイド・・カフェ酸/クロロゲン酸(コーヒー)


●イオウ(含流)化合物類 (緑/黄緑/白)
刺激のある香りや辛みが特徴。血行、血流の改善作用や強い殺菌作用による食中毒の予防などが期待できます。

・スルフォラファン(含まれる食品:ブロッコリー、ブロッコリースプラウト、キャベツ)
・イソチオシアネート(含まれる食品:大根、わさび、からし菜)
すりおろすなどして細胞が壊れたときに生成される辛味成分で、免疫力の強化が期待できるといわれています。
・アリシン(含まれる食品:にんにく、玉ねぎ、ねぎ、にら)
切る、すりおろすなどして細胞が破壊される際に生成される香り成分。殺菌効果などが期待できるといわれています。


●多糖類 (緑/茶/白)
炭水化物の一種であり、海藻やきのこ、根菜類に多く含まれています。

・フコイダン(含まれる食品:海藻類)
海藻類のぬめり部分に含まれていて、抗がん作用や血圧を安定させる働きが期待されています。
・β-グルカン(含まれる食品:きのこ類)
免疫力の強化やコレステロール値の上昇を抑える働きが期待されています。
・イヌリン(含まれる食品:菊芋、ごぼう、玉ねぎ)
血糖上昇の抑制や血液中の中性脂肪を下げる働きが期待されています。


●テルペン類 (黄/橙/緑)
ハーブや柑橘類などの特有の香りと苦味成分です。抗酸化作用や免疫力強化などが特徴。

・リモネン(含まれる食品:柑橘類)
リラックス効果があるといわれている香り成分で、交感神経を活性化させて血管を広げ、血流改善を助ける働きが期待されています。
・メントール(含まれる食品:ハッカ)
香り成分で、免疫力を高める働きが期待できるといわれています。

色のチカラで、細胞の酸化を防いでくれるなんて毎日摂りたいですね。

グローンには、このフィトケミカルが豊富に含まれている野菜が含まれているので、忙しい方にも簡単に摂ることができます。
フィトケミカル生活で、生き生きとした毎日を送りましょう!

>>前編 (植物のパワー・フィトケミカルについて)

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Script by Ayako Ishihara
Photos by Moeko Sawada

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栄養士・食育指導士・食の6次産業化プロデューサーlevel4
石原綾子

ヘルスケア分野での栄養指導、アグリビジネスのプロフェッショナル。
ミスワールド日本候補生に向けた講演会など、美や健康に特化した分野をフィールドに様々な活動を行なっている。

「食を通して心と身体を豊かにし、人と地域がつながる生き生きとした社会を実現する」を理念に掲げ2013年に、株式会社アイ・フィールドを設立、代表を務める。
各地域で野外レストランを開催する「DINING OUT」の食材TEAMや、ファッションブランドのプロジェクトに中心メンバーとして参画。
また、地域食材のPR、「健康」や「美容」に特化した商品開発プロデュース、ブランディング、コンセプト設計、食品衛生、販売促進プロモーション、研修企画運営等に携わっている。GRØNの商品開発では栄養面での監修を担当。消費者の健康に、より効果的に取り入れる方法を提案している。

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