COLUMN / RECIPE

10 / 20 / 2023

知られざるスーパーフード「きのこ」の魅力〜栄養士のColumn Vol.100

秋の味覚と言えば、きのこです。
しいたけ、まつたけ、えのき茸、ひめ茸、きくらげなど名前を挙げると枚挙にいとまがありません。
日本では、4千から5千種類のきのこが存在していると言われていますが、正確な数は分かっていません。
このうち食用とされているきのこは約100種類とされています。不思議な植物ですよね。

きのこは日本だけでなく海外でも人気のある食材です。
きのこの種類や調理法は地域や文化によって異なりますが、秋の味覚として多くの方に楽しまれています。

不思議な生物「きのこ」とは

「きのこ」という言葉は、植物学的な定義から食用のきのこに至るまで、さまざまな意味で使用されます。

植物学的に「きのこ」は、真菌の一部とされています。
真菌は植物でも動物でもなく、独自の生物界を構成しています。
きのこは、地下の菌糸体から生える胞子を持つ生物で、腐敗物質を分解したり、共生植物との交互作用を通じて栄養を取り込むことがあります。

一部の文化・民間医学では、特定のきのこが健康や医療の用途に使用されることがあります。
例えば、シイタケやミツタケは伝統的な中国医学で利用され、特定の疾患や免疫機能の向上に対する効果が研究されています。

また、きのこは森林や自然環境において生態学的な役割を果たします。
土壌中で栄養循環に関与していたり、植物との共生関係を持つことがあり、根の近くで栄養の交換を行う「菌根共生」をする種類もあり、サスティナブルな農業や森林管理のアプローチに影響を与えています。

きのこの生態に関する研究は積極的に行われていて、森林や生態系において重要な役割を果たすとされており、生態系への影響、気候変動への適応、食品、医薬品、バイオエネルギーの生産など、多くのことが分かってきました。

きのこを食することで身体にもたらす影響

きのこを食べることで、身体にもたらす影響はどうなるのか、以下のようなことが考えられています。


■免疫システムの強化

免疫機能を向上させるとされる「β-グルカン」と呼ばれる成分が豊富に含まれています。
これは、免疫力強化やコレステロール値上昇抑制などの効果があり、多くの可能性を秘めている成分です。
体内の免疫細胞を活性化し、抗炎症作用があると報告され、感染症や炎症に対抗するのに役立ちます。
β-グルカンは、食物繊維の仲間でもあるので、腸内に存在する不要物質を排除して、腸内環境を整える働きもあります。


■抗酸化作用

きのこには抗酸化物質が豊富に含まれており、体内の酸化ストレスから細胞を保護する役割があります。
抗酸化物質は、老化や生活習慣病予防、認知症予防などに効果が期待できます。


■ボディメイク

きのこは低カロリーであり、食物繊維を豊富に含むため、意識して摂取することがダイエットや体重管理に役立ちます。


■ビタミンとミネラル

きのこにはビタミン(特にビタミンD)、ミネラル(特にセレン、銅、亜鉛)も含まれており、これらは骨の健康や免疫機能に寄与することが知られています。

最近は、舞茸やエノキダケなどの日本産きのこが国際的に注目され、食品業界や健康志向の方に人気です。

舞茸は、免疫調整作用や抗酸化作用、抗炎症作用が研究され、免疫関連の疾患のサポートに役立つ可能性があることが期待されています。
エノキダケは、低カロリーで、食物繊維、ビタミン、ミネラルを豊富に含んでおり、健康食品としても人気です。アジア料理やヴィーガン・ベジタリアン料理の一部として広く受け入れられています。

このように、きのこ=健康食品として世界的には捉えられています。

GRØN でも、栄養価の高いきのこの一つである「白キクラゲ」が配合されている商品「Golden Warrior」があります。

白キクラゲは、免疫システムの強化・カルシウムの吸収を促進し骨の健康をサポートする「ビタミンD」を豊富に含みます。
β-グルカンが、免疫システムを調整し、抗酸化作用を持ち、抗炎症作用に期待ができます。
また、腸の健康をサポートする食物繊維、エネルギー生産や皮膚の健康に関与するビタミンB群も含んでいます。
ノンカフェインのビーガンプロテインブレンドで身体に嬉しいアイテムです。

秋の味覚「きのこ」を生活に取り入れて、免疫力アップを目指し、寒い時期の感染症に負けない体づくりをしていきましょう。

 

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栄養士・食育指導士・食の6次産業化プロデューサーlevel4
石原綾子

ヘルスケア分野での栄養指導、アグリビジネスのプロフェッショナル。
ミスワールド日本候補生に向けた講演会など、美や健康に特化した分野をフィールドに様々な活動を行なっている。

「食を通して心と身体を豊かにし、人と地域がつながる生き生きとした社会を実現する」を理念に掲げ2013年に、株式会社アイ・フィールドを設立、代表を務める。
各地域で野外レストランを開催する「DINING OUT」の食材TEAMや、ファッションブランドのプロジェクトに中心メンバーとして参画。
また、地域食材のPR、「健康」や「美容」に特化した商品開発プロデュース、ブランディング、コンセプト設計、食品衛生、販売促進プロモーション、研修企画運営等に携わっている。GRØNの商品開発では栄養面での監修を担当。消費者の健康に、より効果的に取り入れる方法を提案している。

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