COLUMN / RECIPE

01 / 15 / 2020

スーパーフードについて (7つの栄養素とインナーケア) 〜栄養士のColumn Vol.9(前編)

私たちが食べている食品は様々な栄養素を含んでいます。
健康的に生きていくためには、食品から栄養素を摂取していくことはとても大切です。

小学生や中学生の頃、家庭科の授業で学んだように、食品の中には5大栄養素と呼ばれていて、炭水化物、脂質、たんぱく質、ミネラル、ビタミンが存在します。

さて、これらはそれぞれどのようなもので、何に含まれて、どのように体へと作用をしているのでしょうか。

1. 炭水化物(糖質)

体温を維持したり、カラダを動かしたりするエネルギー。摂りすぎると肥満につながるものの、不足すると燃焼不足になったり、疲れが抜けないことも。主に穀類や砂糖などに多く含まれます。

2. たんぱく質

血液や筋肉、内臓、皮膚、髪の毛など、すべての細胞の原料。また、ホルモンや酵素をつくる役割も。複数のアミノ酸から成り、食材によって含まれるアミノ酸が異なるという特徴があります。肉、魚介、大豆や大豆製品、卵、乳製品に多く含まれます。

3. 脂質

摂りすぎは避けたいものの、ホルモンの原料になったり、細胞膜を構成したりする大事な栄養素。炭水化物が不足したときには、エネルギーとして利用されます。肉や植物油などに多く含まれます。

4と5. ビタミンとミネラル

カラダの調子を良く動かす働きがあり、代謝をスムーズにしたり、ホルモンを合成する際にも不可欠。野菜やフルーツに多く含まれます。

これらの5大栄養素は互いに助け合って働いています。この5つの栄養素をバランス良く食べることが健康を保つためのポイントとなります。最近では、これらの5つの栄養素に加えて、第6の栄養素である食物繊維が加わりました。

6. 食物繊維

人の消化酵素では消化されない成分の為、不要なものとして考えられていました。しかし、食物繊維は多様な働きを持つことが明らかになり、第6の栄養素に。食物繊維の働きには、腸の働きを活発にして排便を促したり、糖分の吸収を穏やかにし、急激な血糖の上昇を抑えたり、腸内細菌のバランスを整えたり、野菜、果物、きのこ類、海藻類などに多く含まれます。便秘に悩む方にはとても素晴らしい栄養素ですね。

そして、さらに第7の栄養素としてフィトケミカルも注目されています。

7. フィトケミカル

野菜、果物、穀類、豆類等の植物性食品に含まれる色素、香り、苦み、渋みなどの成分です。ファイトケミカルの最も期待されている健康への効果は、抗酸化力。ヒトは呼吸の際に酸素を利用しますが、取り込まれた酸素の一部は活性酸素やフリーラジカルという、体内の成分と反応しやすい状態になります。
活性酸素やフリーラジカルは、タンパク質と反応してその機能を損なったり、脂質を酸化して過酸化脂質を生じさせたり、遺伝子の損傷を引き起こしたりすることで、老化、がん、動脈硬化、生活習慣病などの原因となると考えられています。
体内にも、活性酸素やフリーラジカルによる酸化を防止するメカニズムがありますが、抗酸化物質を摂取することで、酸化を防ぎ、老化やさまざまな病気のリスクを低下させることが期待されています。

これらの7つの栄養素をバランス良く食べるというのが健康や美容のために必要なインナーケアです。

栄養素をたくさん摂って、健康的になりたい。美容を内側から行いたい。そんな方は、「スーパーフード」というキーワードにたどりつくと思います。改めて、「スーパーフード」とはどんなものでしょう。

その答えはシンプルにいうと、ビタミン・ミネラル、アミノ酸、フィトケミカルなど、7つの栄養素が他の食品より豊富で、内側からの健康・美容ケアができるものを言います。

>>後編にて
スーパーフードはどのようなものなのか、世界、日本に存在するスーパーフードについて
昨今のトレンドとそれらが体にもたらす効果についても、お話させていただきます。

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栄養士・食育指導士・食の6次産業化プロデューサーlevel4
石原綾子

ヘルスケア分野での栄養指導、アグリビジネスのプロフェッショナル。
ミスワールド日本候補生に向けた講演会など、美や健康に特化した分野をフィールドに様々な活動を行なっている。

「食を通して心と身体を豊かにし、人と地域がつながる生き生きとした社会を実現する」を理念に掲げ2013年に、株式会社アイ・フィールドを設立、代表を務める。
各地域で野外レストランを開催する「DINING OUT」の食材TEAMや、ファッションブランドのプロジェクトに中心メンバーとして参画。
また、地域食材のPR、「健康」や「美容」に特化した商品開発プロデュース、ブランディング、コンセプト設計、食品衛生、販売促進プロモーション、研修企画運営等に携わっている。GRØNの商品開発では栄養面での監修を担当。消費者の健康に、より効果的に取り入れる方法を提案している。

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Photos by Moeko Sawada