「飲む点滴」「飲む美容液」とも呼ばれるスーパーフード 米麹甘酒
「飲む点滴」「飲む美容液」と呼ばれる甘酒。
近頃ではコンビニでもスーパーでも見られるようになった日本の発酵飲料、健康・美容に良い、ダイエットにも効果的と言われています。
甘酒とは一体何なのか、どのような効果があるのかについてを今日はご紹介します。
まずは「甘酒」と呼ばれるものには、大きく分けて二種類あります。
一つ目米麹を使って作る甘酒。
もう一つは酒粕を使って作る甘酒です。
米麹甘酒は、米に米麹を加えて作ったもの。
アルコール分が含まれていなくて、お砂糖も加えていません。
甘酒なのに、砂糖不使用です。
一方で酒粕で作った甘酒は、酒粕にお砂糖を加えて作ったもの。
日本酒の製造過程で生まれるものなので、アルコール分が含まれています。
酒粕の甘酒もとてもいいものなのですが、昨今の美容ブームで、注目をされているのは「米麹甘酒」。
GRØNのプロテインブレンドで使われているのは、米麹甘酒をパウダーにしたもの、今回はこの「米麹甘酒」についてのお話です。
甘酒はなぜ「飲む点滴」と言われているのか。
理由は単純。病院で打つ点滴とほぼ同じ栄養素が含まれているからです。
つまり人間が声明を維持する上で必要とする、最低限の栄養素が補えるものが甘酒には含まれていると言われています。
甘酒の主な栄養素として含まれているのが「ブドウ糖」、別名グルコースです。
"グルコースは細胞呼吸(英語版)のための最も重要なエネルギー源である。" (wikipedia引用)
と言われるほど、人間にとっては大切な栄養素。
麹菌によってすでに分解されているので、すぐにエネルギーになりやすいのが特徴、運動をする前に摂取するのもとってもお勧めです。
また疲れた時、夏バテ時の栄養補給にも甘酒はお勧め。
甘酒の麹菌に含まれる「アミラーゼ」という成分は唾液にも含まれる成分で、消化吸収を助けてくれる作用があります。
そのため疲れた時や夏バテ時など、胃酸の分泌がうまくできていない時は、甘酒が影響吸収の助けとなってくれるのです。
冬に飲むイメージの甘酒ですが、俳句で「甘酒」が夏の季語であるのは、昔から夏バテの薬として重宝されてきたからです。
甘酒はなぜ「飲む美容液」と呼ばれているのか。
まずは美白や美肌について、甘酒に含まれている「コウジ酸」が働いていると言われています。
これはお米どころの東北や、日本酒を作る人達の肌が白くてツヤツヤしている理由とも言われています。
コウジ酸は、メラニンの生成に直接働きかけるのでシミやくすみを防いだり、美肌に働きがけると言われています。
またビタミンB群も豊富に含まれているので、これらがエネルギー代謝を高め、疲労感を解消することから美肌へと働きがけしてくれると言われています。
甘酒を飲むと、なぜ痩せると言われているのか。
理由としてあげられるのが、食物繊維やオリゴ糖そして先述のブドウ糖のおかげ。
食物繊維やオリゴ糖には、腸内の善玉菌を増やすため整腸作用が。素早く吸収されるため満腹の信号を脳へと伝えてくれるブドウ糖が、食べ過ぎを防ぐためと言われています。
その他にも甘酒に含まれるアミノ酸の一種・ヒスチジンにも食欲を抑制する働きや、脂肪燃焼を促す作用があると言われています。
"腸を綺麗"にして、"腹八分目”で食事を済ませ、"脂肪燃焼効果を促す"ことで、健康でスリムな体が手に入れられると言われているのです。
豊富なアミノ酸
その他にもタンパク質の基となるアミノ酸がたっぷり。
ロイシンやバリンのようなBCAAに加えて、精神機能を安定させるアミノ酸も甘酒には含まれています。
トリプトファン、フェニルアラニン、メチオニン、GABAなどがこれらの種類のアミノ酸。
うつ病や不眠症の改善にも役立つと言われ、トリプトファンに関しては「幸せホルモン」と呼ばれています。
甘いものを食べた時の幸せな感覚はこれらのアミノ酸が、幸せを運んできてくれているのです。
これだけ体を幸せにしてくれる甘酒は、日本に古くから伝わるスーパーフードの一つ。
それがお米に米麹を加えて作っただけと言うから驚きです。
GRØNで使われている甘酒は、岡山県で地元のお米を使って作ったものを使用しています。
昔から伝わる生きる知恵、大切に作った地元のお米を、より栄養素のある形で、より保存ができる形でと言う想いで、生産者の方が心を込めて作ったものです。
この幸せな甘さが、口にしてくださる方の健康に少しでも貢献できれば嬉しいです。
<材料が使われているGRØNの製品>
プロテインブレンド グリーンモンスター 20g /320円(税別)
プロテインブレンド レッドヒート 20g / 320円(税別)
Photos by Moeko Sawada