マカ 〜富士山よりも高い標高で作られるアンデスが生んだアダプトゲン
富士山よりも標高が高い、ペルーのアンデス高地。
標高は4000-5000mと言われ酸素が少なく、寒暖者が激しい環境の中でマカは栽培されています。
なぜこんなところで作物が育つのか。
それは過酷な環境で生き抜くために、マカは自ら栄養分を蓄えようと州各地の栄養分を根こそぎ吸収しているからです。
そんな理由からマカは「栄養の缶詰」とも呼ばれるほど。
インカ時代以前の太古より、アンデス地方に住む人たちのの暮らしと健康を支えてきた
無くてはならない、大切な大切な農作物です。
日本では男性の精力増強や滋養強壮のがイメージが強いマカですが
不妊治療のために女性が積極的に取り入れるほど、現地アンデスでは男女を問わずに愛されている農産物です。
その理由の一つとしてマカは、「アダプトゲン」が豊富に含まれる農産物だからと言われています。
アダプトゲンは、人が肉体的・精神的なストレスに対処したり、適応を助ける化合物。
高麗人参や霊芝、モリンガなどにも同様に含まれるもので、昨今の研究でホルモンバランスを整える作用があることも発表されています。
幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを作る素となるトリプトファン、免疫向上など元気の素となるアルギニン、抗ストレス素材として知られているGABAなど、様々なアミノ酸も豊富に含まれています。
その他にも、鉄・亜鉛・カルシウム・カリウムなどのミネラルやビタミンB群なども備えていることから、活力アップ(抗疲労)・抗ストレス・エネルギー代謝 (脂肪燃焼)・免疫活性・精力系・更年期障害緩和・妊活・夜間頻尿症・記憶力増強などにも効果を発揮すると言われています。
マカの色は大まかに言って、黄 ・赤 ・黒。
収穫時の内訳だと、黄マカが約6割、赤マカが約3割、黒マカが約1割。
どれも同じ種から生まれたもので、色が違うのは表皮だけ、中身はほとんど変わらないのだとか。
赤マカには前立腺肥大抑制作用、黒マカには黄、赤よりも顕著な精子産生促進作用や、記憶力アップの作用が、通常の黄マカに加えてあることが発見されました。
これらさまざまな色のマカをアソートしてパウダーにしたものがGRØNのプロテインブレンド -Red Heatには使われています。
アンデスの山を想いながら、贅沢な自然の恵みを味わっていただけたら嬉しいです。
<材料が使われているGRØNの製品>
プロテインブレンド レッドヒート 20g / 320円(税別)
Photos by Moeko Sawada